プリニウス
あらすじ・作品紹介
ギリシアにとどまる皇帝ネロのもとに、続々と反乱軍蜂起の報が届く。側近の裏切り、過去の因縁が、ネロを窮地に追い込む。一方、地中海沿岸を発ったプリニウス一行は、神話の森(現レバノン)を抜けて、砂漠の都市・パルミュラ(現シリア)へ。そこでは東西の文明が交流、多様かつ寛容な文化をつくり上げていた。 ローマに戻ったネロは、元老院によって「公共の敵」に認定。かつてはその心を掴んだ民衆の支持も失い、とうとう当地を脱出……。ポピュリストの哀しい末路を描く。


ネットの反応
2020/10/30 更新

2020/10/26 更新