あかねさす柘榴の都
作品紹介
南欧・グラナダ空港のロビーにて、 14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。 身寄りのない彼は、 スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすのだ。 知らない国で、会ったこともなかった家族との、新しい生活が始まる! 白い石壁に色濃い影が落ちる、美しい街並み。 ガスパチョやトルティージャなどが並ぶ色鮮やかな食卓。 スペイン風シェアハウス「ピソ」やバルに集う陽気な人々。 これは、 日本から1万1000キロメートル離れた異国での、 騒がしくも幸福な日々の記録。






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